コロナ騒動始まりの年でしたが、ひるむことなく登山敢行、中房温泉から日帰りで往復しました。アップダウンがない分、効率が良く、潔いコースと言えます。
(2020.8.3)
急坂で知られる合戦尾根。とても整備された、花崗岩質の歩き甲斐のある道でした。ちょこまかと動き回るオコジョとも遭遇できました。
ナナカマドの青葉にも癒されながらひたすら登って登って…。
スタートして4時間弱。燕山荘直下の斜面にはヤナギラン、ムカゴトラノオ、ミヤマキンポウゲ…
稜線に出るとガスが立ち込め、周囲の山々はほとんど見えず。燕岳だけが幽玄な姿を浮かび上がらせていました。
砂礫地にコマクサの群落。時節柄、「密」を避け、株ごとに一定の距離を保っているかのようです。
過酷な環境にもめげず、気高さを誇る立ち姿。高山植物の女王と呼ばれるゆえんです。
燕山荘方面を振り返ります。いつ雨が降り出してもおかしくない空模様です。
目指す頂きを前に、もうひと踏ん張り、とギアを入れます。
山頂に立つや雨がぽつぽつと降り始めたので早々に退散することに。
下山途中にメガネ岩。メガネというより怪人の切れ長の目に見えます。
こちらは愛嬌たっぷりのイルカ岩。
シラネニンジン?
セリ科の花は見分けが難しくて。
路傍のウサギギク、君はいったい何を想う?
今回、出会った花々
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