エレガントな呼称も相まって登山者を魅了する五色ヶ原。室堂を起点に往復しましたが、思いのほかアップダウンの厳しい道のりでした。
(2019.8.5~8.6)
室堂バスターミナルを発ち、まずは室堂山に取り付きます。稜線から仰ぎ見る立山はいつもながらの堂々たるたたずまい。
室堂山展望台に立つと、立山カルデラ(火山活動による凹地)を一望できます。
五色ヶ原は雲の上。断崖のふちにかろうじて五色ヶ原山荘を確認できます。
鎧をまとったような武骨な龍王岳。山腹にザックをデポして山頂へ。標高2872mは今回のコース上の最高点でもありました。
鬼岳から獅子岳にかけては高山植物が咲き乱れるエリアでした。画像の最前列はハクサンイチゲ。
切り立った崖の向こうに五色ヶ原が広がっています。中央奥に鎮座する巨大な山塊は薬師岳です。
今晩の宿、五色ヶ原山荘を目指して木道を進みます。足元を覆うのは無数のチングルマ。
二日目、快晴の中、室堂へ向かって往路を戻ります。コバイケイソウの草原越しに針ノ木岳の雄姿。
帰路は、膝の負担を考慮し、一の越経由としました。山麓ではミヤマキンポウゲが大規模群落をなしていました。
今回、出会った花々。
mikitoco.com へのメールはこちらから!