瑞牆山（秋）

芝生広場から見上げる瑞牆山。字面のごとく厳めしい姿が迫ります。

グラデーション豊かなツツジが朝風に揺れていました。

錦繍をまとうは名もなき巨大岩。その立ち姿、ゴジラ岩と命名してしんぜよう！

不動滝で小休止。滝壺を舞う葉っぱに心も踊ります。

コメツガと苔が支配する静謐な森。コメツガの幼木が朝日に輝いていました。

4時間強で山頂に到着。大ヤスリ岩越しに雄大な南アルプスの山並み。

目を転ずれば弘法岩。八ヶ岳を眺めながら昼食とします。この後、急激にガスが湧き、眺望は一気に失われました。

富士見平。広大なミズナラ林に割って入るのは紅葉したナナカマド。

みずがき林道。樹種が豊富なら紅葉も多彩、落ち葉でふかふかの道が２km以上にわたって続きます。旅の終わりに彩りを添えてくれました。

白い幹が特徴のダケカンバ。それを囲むようにナナカマドとミズナラ。

見上げると、まばゆいばかり、満天の…。

鮮やかな黄色はタカノツメ。

赤、青、黄の信号機染め。

一周してスタート地点の芝生広場に戻ってきました。瑞牆山は山頂をガスに覆われ、丸みを帯びた姿に様変わりしていました。