二条城(秋~冬)

二の丸庭園の上空をウロコ雲が覆っていました。いよいよ秋の訪れです。

 

ニシキギは葉っぱの縁を赤く染め、一足早い秋の装い。

 

若い女性客から「お城はどこですか」と聞かれたことがあります。「二条城」という名称なのにお城がないのはたしかに不自然。いっそのこと西南角櫓をお城としてしまえば…いや、それも無理があるか。

「ごめんなさい。お城はないんですよ」

(え、ごめんなさい? なぜ今謝った?)

 

色付き始めのイロハモミジは多彩なグラデーションを見せてくれます。

 

緑の園と呼ばれる芝生の広場です。こちらも色とりどりでなかなかのもの。

 

内堀脇のイロハモミジ、見事な染まり具合です。

 

一面サクラのレッドカーペット。

 

こちらはイチョウのカーペットです。

 

一周約2㎞の外堀沿いの道は市民いこいのジョギングコース(自分にとってはお昼休みのサイクリングコース)にもなっています。北西の一画には人知れずモミジ並木があります。黄色に色付いているのはエノキです。

 

晩秋の清流園は風もなく、穏やかな時間が流れていました。

 

最後は二の丸庭園。わらをまとったソテツは冬の風物詩となっています。さあ、居住まいただして厳しい冬を乗り越えましょう!