with Minolta Auto Rokkor-PF 58mm F1.4
これまで平安神宮に紅葉のイメージは全くなく、秋に来るのは初めてとなります。今回持ち出したのは、銘玉 MC Rokkor-PF 58mm F1.4 の先代に当たるレンズです。
快晴なり。今日の撮影はお天道様の恩恵を受けられそう。
蒼龍楼を横目に奥へと進みます。
神苑の入口脇に酒樽が供えられています。自身、アルコールを飲めないことで人生幾分か損している気がします。とくに日本酒。
枯れ葉と玉ボケが互いに均衡を保ちながら揺れ動いています。のっけからレンズが良い仕事をしてくれます。
ハチドリの飛来!
七五三を祝う家族が白虎池でくつろいでいます。水面には樹木がくっきり映り込んでいました。
風のない、のどかな水辺の風景です。
紅一色も良いけど、多彩な紅葉もまた良し。
日差しを浴びた明るいモミジをとらえます。背後は尚美館です。
ゴーストを呼び出してみました。虹色ゴーストと称するには黄色が目立ち過ぎでしょうか。
ときどきフレアが発生し、画面全体が白っぽくなります。逆光耐性はさほど高くないようです。
この景色を見るために来たと言っても過言ではありません。
同じ場所から手前の紅葉にピントを合わせたものがこちらです。どちらが良いかは好みの問題。個人的には前者かな。
上の写真を拡大すると泰平閣の輪郭に緑色のカラーフリンジが現れています。いわゆるオールドレンズあるあるですが、フリンジはないにこしたことはない!
池からの反射光がモミジを照らし、ゆらゆらと揺らめいていました。
ゴーストはレンズの向きによって色や形が変わりますが、配置をコントールするのは容易ではありません。そこが楽しくもあるのですが。
鴨が鯉のえさを横取りする様子に修学旅行生が盛り上がっていました。
船のように見えなくもない?
気持ちの良いボケ方です。主役がかぶりぎみなのが残念かな。
マツは神が宿る木。今日持参した水筒の中身はたまたま松葉茶なのでした。
最後は、ありがちな構図で。
モミジは数が少ないながらも見頃を迎えていました。オートロッコールも十分期待にこたえてくれました。
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