常寂光寺(2024.11.22)

with Pentax Super-Takumar 50mm F1.4

 

タクマー 50mm F1.4 はオールドレンズの王道とされており、なかでも初期型は後期型よりレンズの枚数が一枚多く(8枚)、中古市場で高い人気を誇っています。今回持ち出したのはまさにこの初期型タイプのものです。

 

まずは腹ごしらえです。妻ご用達の「日音色」さんでランチをいただきました。常寂光寺まではここから徒歩10分です。

 

常寂光寺は二年ぶりとなります。嵯峨野で屈指の紅葉スポットです。

 

本来なら斜面に沿って圧巻の景色が繰り広げられるのですが、まだまだ青葉が残っています。

 

 

ゴーストが盛大に出現しました。結局、日が差したのはこのわずかな時間だけ。

 

あとはどんよりした天気が続きました。画像は境内にある展望台からの眺めです。

 

もっと光があれば。もっと良い写真になっていただろうに。

 

お寺のシンボル、多宝塔。

 

背景が黄色から橙、赤へと段階的に変化しています。

 

個性的な色付きの葉っぱを見つけました。

 

上の画像をトリミング。中望遠レンズがあればこんな構図で撮りたかったところです。

 

ときどきは足元にも目をやります。

 

やっぱりいちばん絵になるのは鐘楼でしょうか。

 

 

電灯にピントを合わせたところ、肝心のモミジが滲んだりボケたりと締まりのない写真になってしまいました。

 

これも建物にピントを合わせた結果、ピンボケ写真のようになりました。もう一度撮り直したい‥‥。

 

敷地内に竹林があります。いかにも嵯峨野っぽい雰囲気です。ちなみに、こちらはしっかり絞っています。

 

チャノキかな。何にせよ、もっと光を。(今日はこればっかり‥‥)

 

ツワブキがたくさん咲いていました。どうやら玉ボケはキレイなまん丸とはいかないようです。

 

同じくツワブキです。最後にフィルム写真っぽく加工してみました。右下の花の滲み方が白黒に合うかなと。

 

安易に開放F値で撮ったばかりに失敗した写真がいくつかありました。また曇り空で光が弱いため露出にも気を遣わなければならず、オールドレンズの難しさを実感しました。