<第一日>坪庭→七つ池→北横岳→大山→双子池→亀甲池→北横岳→坪庭
<第二日>白駒池→高見岩→中山→にゅう→白駒池
(2021.10.4~10.5)
北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅を出るとそこは溶岩ゴロゴロの景勝地、坪庭。まずは七つ池を目指します。
今回のテーマは池めぐり。始まりは七つ池です。紅葉は盛りを過ぎていましたが、水面が鏡のように風景を映し込んでいました。
双子池に着きました。広葉樹は淡い彩りに染まっていました。
亀甲池。赤く色づく樹々をダケカンバと一緒にフレームに収めました。
北横岳からロープウェイ山頂駅に向かって下山します。進行方向に南八ヶ岳連峰、遠くには南アルプス。
坪庭に戻ってきました。溶岩が作り出す芸術作品はときに激しくもあり。
あくる朝、白駒池の水辺にて。ナナカマドの実は宝石のような輝き。
白駒池周辺はコメツガやシラビソ、トウヒなどの針葉樹が生い茂り、林床を豊富なコケが覆っています。
コケの種類は四百種を超え、日本蘚苔類学会から「日本の貴重なコケの森」に選定されています。
中山に到着しました。昨日登った北横岳とその左奥に端正な蓼科山。手前にはこのあたり特有の縞枯れ現象が見て取れます。
眼下に茅野の町並み。いちばん遠くには御嶽山がどっしりと。
日程の都合上、天狗岳(中央の双耳峰)登山は断念しましたが、画像だけでも。
次なる目的地「にゅう」の岩峰は目と鼻の先。
にゅうは今回のコース上、唯一ともいえる富士見ポイントでもあります。
針葉樹の緑、ダケカンバやカエデ類の黄、白駒池をふちどる赤…。壮大な眺めに魅入られます。
旅のフィナーレは白駒池。整備された遊歩道を巡ります。
景色はまるで額縁に収まる絵画のよう。
高所に位置する天然湖としては国内最大といわれる白駒池。幸運にも紅葉の最盛期に訪れることができました。
たゆまざる小さな営みがあってこその豊かな森。君たちのことも忘れない。
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